Ⅳ 認知行動療法とは

認知とは、物事の受け取り方や考え方ということです。             パニック症では発作や症状の為に、自分の状態を理解し必要な情報をとりいれる  ことが難しくなることがあります。発作が起きると「このまま死んでしまうのでは ないか」など非現実的な考えが浮かんで、普通の生活が送れなくなったりします。 こういった発作や症状(認知)を整理し正しく理解して、生活を立て直していくようにする心理療法・行動療法が、パニック症における認知行動療法です。
認知行動療法は医療機関で個人や集団で受けることができますが、実施している  医療機関が少ないため残念ながら受けられる患者さんは多くありません。

■自分で行う場合は                             ・日記を利用して自分の行動を見直す
 ・市販されている行動療法の本を利用する                   ・森田療法を基にしたセルフヘルスグループに参加する
 ・ピア・サポートを受けて、認知のゆがみを見つめなおす等も可能です。

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